台風8号　非常に強い勢力で沖縄本島に接近へ　暴風・高波に警戒（ウェザーマップ）

　台風8号は発達しながら次第に進路を東よりに変え、23日（日）の夜には非常に強い勢力となる。沖縄・奄美では23日夕方から24日（月）にかけて、非常に強い風の吹く所がある見込み。沖縄・奄美では24日にかけて、暴風やうねりを伴った高波に警戒、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意が必要だ。

　台風8号は、22日（土）の午後11時には、久米島の西にあって、時速約15キロで北へ進んでいる。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は40メートル。
　台風は発達しながら次第に進路を東よりに変え、23日夜には非常に強い勢力となり、24日未明から明け方にかけて沖縄本島地方に最も近づく見込み。

暴風・高波・高潮

　台風の影響により、先島諸島では非常に強い風が吹いてしけている。沖縄地方では23日夕方から24日にかけて、奄美地方では23日夜から24日にかけて風が強まり、非常に強い風が吹いて、海はうねりを伴って大しけとなる見込み。

　また、台風の接近・通過に伴って、沖縄地方や奄美地方では24日にかけて潮位が高まり、海岸や河口付近の低地では浸水や冠水のおそれがある。高潮に注意が必要だ。

大雨・雷・突風

　台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、沖縄地方や奄美地方では24日にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、非常に激しい雨が降って大雨となる所がある。また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意が必要だ。